ギーはあらゆる組織のオージャスを高め、ピッタを増さずにアグニ(消化の火)を強くし、ヴァータとピッタを鎮静化させる。精神、脳の若返りの強壮剤と言われています。
ピッタの増大した状態(皮疹、胃腸障害)に特効薬といわれています。
最近、なくなっては作ってあらゆる料理に使っています。
料理の風味が増しておいしくなります。
カパ体質の人はとりすぎに注意してね。
以下、ギーの作り方を紹介します。
無塩バターがあればできますよ。
①材料は、無塩バター、片手なべ、コーヒーのこす器、ふきん(私は麻布を適当に切って利用しています。コーヒーフィルターでもよいでしょう)を用意します。
②鍋にバターを入れて弱火にかけます。焦がさないようにじっくりと。あわが出てきたら、あんまりかき混ぜません。はじめは大きな泡。次第に細かな泡が出てきます。細かな泡がぶわっとでてきて、鍋を覆うようになったら、いったん火を止めて、泡が静まるのを少し待ちます。
③泡が静まって、中を見たところ。透明な黄金色の液体となり、そこには沈殿物がたまっています。
④こしきに流し込み沈殿物を除きます。
⑤私は不要なビンの口に直接置いて、流し込んでいます。洗い物も余計に出ません。
⑥器が黒なので、色がわかりにくかったので、ひとさじすくいとってみました。透明できれいな黄金色です。
さめると固まるので、料理には必要な分だけ、スプーンですくいとって、フライパンで直接溶かして利用しています。普通の油と同じように使えますよ。香りは生キャラメルのような甘い香り。
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