2011年8月27日土曜日

ロールパンレシピ パン作りは瞑想に似ている

ロールパンを作りました。自分で作るパンは愛情たっぷりで、しかも不要な添加物などが入らないので安心です。

とってもおいしかったのでレシピ公開です。

◇ロールパン 12コ 材料◇
強力粉 270g
全粒粉 30g(いれない場合は強力粉300g)
ドライイースト 小さじ2
砂糖 40g(きび砂糖を利用しました)
食塩 小さじ1
卵 1/2
水 175cc(40度ぐらい)
バター 30g
卵(つやだし用 1/2)




◇作り方◇ 
ボールに強力粉、全粒粉、ドライイースト、砂糖、塩をいれます。

水150ccぐらいと卵をイースト菌目指して入れて、お箸で混ぜます。

ある程度まざったら、台の上に取り出し、粉を集めるようにしてこねます。このとき水分が足りないようなら様子をみながらお水を少々たしていきます。
昨日作ったとき、分量全部いれて、べたべたになりまとめるのに苦労しました。

机にたたきつけ、折こみ、たたきつけを繰り返します。
ちなみに大きなボールがないので、中華なべをボールに見立てて使っています。

見立ては本来とは違う目的でつくられたものを、別の目的のものとして利用することです。
茶の湯では千利休が水筒だった瓢箪を花入れに見立ててつかったり、お寺の道具をお茶の世界に用いたり。船の入り口だった、にじり口を茶室に取り入れたりしています。
スリランカのサリーの生地を浴衣に使うというのも、見立てに入ってきます。

中華なべをボールに使うのもその流れからくる見立てです~(大学時代は茶道部でした)
丸くってどっしりしていて大きくて、これがめちゃ使いやすいのです。
発酵の時も大きくふくらんだ生地をちゃんと受止めてくれています。


粉気がなくなったらバターを加えてひたすらたたきつけて、こねていきます。約200回ぐらい。(20分目安)
このとき、おいしくなりますようにと思いながらこねているのですが、瞑想しているような気持ちになります。たたきつける腕の振りは、プロボウラーのように振ってみてはどうだろう?なんていう雑念が入ったりします。もちろん手の振りの向きは逆ですが。

料理も瞑想であるというのがわかります。
汗がしたたりおちるのもかまわず、一心不乱にこね続けます。


生地をきれいに丸めて、はじめに材料をまぜた中華なべ(ボール)に入れます。
今日(25日)は暑かったので、硬く絞ったタオルをかぶせてこのまま窓辺において60分発酵させます。
エコです。夏場はコレでいけますね。
発酵前。






















発酵後。2~3倍に膨れています。イースト菌が元気に生きています。
菌さんありがとう。






















このまま、こぶしで押さえるようにして空気を抜き、取り出し、12等分にして丸めます。





















硬くしぼったふきんをかぶせて10分休ませます。
休ませた後には、生地はふんわり、やさしい顔になっています。

休ませたら、めんぼうで細長い三角形に伸ばし、幅の広いほうからくるくると巻きます。
パン用のめんぼうがなかったので、すりこぎを利用しました。
これも見立てですね。
おっきく広げないのですりこぎで十分でした。

クッキングシートを敷いた天板にならべ、また硬くしぼったふきんをかぶせて40分休ませます。
休ませた後にはきちんと膨らんでいます。写真は膨らむ前↓


私はこのとき、20分の携帯タイマーを鳴らします。20分たてば、オーブンに余熱を入れます。






















40分休ませたら、残りの卵をつやだしのために塗り、200℃で18分焼きます。

焼きあがりました☆ちょっと大きさが不ぞろいですが、ご愛嬌ということで。
今回は細長くできてしまいました。丸っこいコロコロっとしたのが作りたくなりました。
どうやったら丸っこくできるのでしょう?
次回の課題です。

お味は、シンプルながらめっちゃおいしかったです。
昨日も作ったので(笑)、この週末は朝食はロールパンですよ。お藤さま。




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